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●From アネゴ
●Authored on 2009/11/29 23:59

この1年でようやくわかった

まずは今日描いた絵と過去に描いた絵の比較

20091129.jpg

左が9年前の同時期に描いた絵で、右が今日描いた絵。
今日描いた分はまだ下書きというか落書きですが、実はこの絵、全く同じキャラを描いたもの。
なぜにこんなに違うかといいますと、事は約1年前までさかのぼります。


一昨日の金曜日は平日なので当然会社があるわけですが、ウチは休んでしまいました。
理由は病欠ですが、その病気というのが「鬱病」なのでいろいろと複雑なのですよ。
実は去年の今頃の時期からかなり精神的にヤヴァイ状態で毎日どうやって死のうかと考えていました。
そのままの状態で新年を迎えたあたりから本格的に症状が出てきてPCの前に座るだけで目眩。
当時はまだ病気に自覚が無く仕事の疲れだと思っていましたが、目眩が歩行中にまで出てきたのでさすがに病院へ。
とりあえず目眩なので耳鼻科に行きましたが、そこで出た結果が「鬱病」、しかもかなり進行していたようで、診断前に答えたアンケートでも医者が再計算するほどの高得点でした。

そんなこともあり1月は仕事を2週間ほど休みました。

で、休んで直ったかというと一時的には良くなりました。
ちょうどその時期に絵を描いたんですが、そのおかげでストレス発散ができ仕事にも復帰できました。

ちなみにそのときの絵が↓


とりあえず仕事に復帰できたので「絵を描けばストレス発散になる」と思いしばらくは落書きしながら生活してました。

でもそれが鬱病の罠でした。

はじめの頃は良かったんですが、それが数ヶ月過ぎた頃からなぜかストレス発散にならなくなってきました。
でもその方法が最良だと思い仕事から帰ってきてはとにかく何か描いていました。
このときはまだ気づいてませんでしたが、その「絵を描く」という行為自体がストレスになっていました。
「それが正解」だと思い込み、「絵を描かなきゃいけない」という考えだけで絵を描いていました。

その結果、夏頃にはまた症状が悪化、出勤もままならなくなってきていました。
「鬱」による無気力から絵を描く行為自体も面倒になり、考え自体もいつの間にか「とにかく会社にいかなきゃ」という強迫観念的な力のみで生活していました。


そして一昨日の金曜日に話は戻ります。
とりあえず目覚ましに反応して目覚めますが、いつものように無気力。
そのまま布団から出られず出勤時間の8:50を迎え、上司に連絡して欠勤。
すでに出勤できる精神状態でないことはわかっているんですが、なぜかこの時間までは行動できません。

そしてそのまま昼頃まで布団から出られずに過ごします。

その後は空腹をごまかすために大量のコーヒーを飲み、なんとなくPCの前に座ります。

欠勤したときはだいたいこのパターンです。
でも一昨日はいつものとちょっとだけ違い、mixiの「mixi同級生」を見ていました。
数日前に登録はしていたんですが、ちゃんと見たのはこの日が初めて。

そこで見つけたのは中学時代の同級生。
おぼろげに遊んでいたことは覚えていたので今何をやっているのかmixiプロフィールを見てみることに。
するとこの同級生は東京に出てきており役者をやっていると言うことが判明。
所属する劇団は聞いたこともない小さな劇団ですが、ホームページにはちゃんと顔写真も載っていました。

そのとき思ったのが「あーちゃんとやってるなー」と思っただけでした。

そしてそのまま一日を引き困ったまま過ごしましたが、寝るときになりふとその同級生の活動を思い出しました。




アネゴ「で? おまえは?」
海「は?」
アネゴ「なにやってんの?」
海「プログラマだけど?」
アネゴ「へーー……」
海「……?」



と、自分で自分にそんな問答をして眠りました。


そして翌日の土曜日、だいぶ気分がすっきりしていたので外出することに。
行き先はアキハバラ、ちょっと欲しい物があったので結構久しぶりに出かけました。

いつものように乗り慣れた中央線に乗り秋葉原まで向かいますが、その途中にあるとある駅で同級生のことを思い出しました。
というのもその劇団がその駅の近くにあったからなのですが、そこでまたなぜか自分で問答が始まったのでして




アネゴ「あいつこの近くにいるんだねー」
海「らしいね」
アネゴ「久しぶりに会いたくないの?」
海「別に……」
アネゴ「なんでー? 中学以来合ってないんでしょ?」
海「合ってどうしろって?」
アネゴ「え?」
海「合って何すればいいんだよ」
アネゴ「なにおまえ、わかんねぇの?」
海「え?」
アネゴ「じゃあウチが決めてやろうか?」
海「……」




そして秋葉原到着。
目的というのは新しいCPUを探しにきました。
とはいっても目的の物はそれなりの物だったので中古を探していろいろ回っていました。

その途中に「クレバリー」という店の近くまで来たとき、「シュタインズゲート」というゲームのOPに一瞬にた場面があったなと思い出しました。
さらにそのとき、OPの歌詞のある一文を思い出しました。




「0」が過去で「1」が未来「今」はどこにもない







海「あっわかった」
アネゴ「ん?」
海「俺、誰かのまねしてた」
アネゴ「は? 誰の?」
海「多分おまえ」
アネゴ「へぇ……ウチか……?」
海「おまえというか、なりたかった俺」
アネゴ「つまりおまえ?」
海「その理想像というか、ありえないところにいる俺」
アネゴ「じゃあウチはなに?」
海「嘘の俺」
アネゴ「つまりウチはおまえの偽物?」
海「偽物じゃないけど、俺が勝手に自分だと思い込んでいた別人」
アネゴ「じゃあウチはウチだろ?」
海「そ、"アネゴ"は"アネゴ"で、俺は"村越 海"」
アネゴ「わけわかんねぇよ、おまえ"中二病''"だろ」
海「多分」







突然本当に突然中二病のような事を思い、なぜかCPUではなくディスプレイを買って帰ってきました。

本当に自分でも訳がわからないことを言ってるんだと思いますが、その数秒の問答でわかったのは

どこか高いところを目指して誰かのまねをしていたらそれを自分だと思い込み、それがうまくできないと悩んでいた、しかもそれを"アネゴ"という別の人物にやらせ、自分は何もしていなかった

というのがここ数日の巡り合わせで出た結果でした。

もぅわけわかんないでしょうが、うまく説明できませんが今までの矛盾がほどけた瞬間というわけです。


そして本日、かなり久しぶりに絵を描きました。
買ったばかりの23インチワイドディスプレイに向かい、朝からごちゃごちゃと描いていました。

そしてほんの数時間前、ほんとうに久しぶりに笑いながら絵を描きました。

改めて今日描いた絵と過去の絵

なぜこの絵、このキャラで比較したかというと覚えている限りこの絵を描いたときは楽しかったということ。

せっかくなのでpixivにアップしました。


結局のところ、ウチは「やりたいこと」をしたいがあまりに「やりたいこと」のまねをしてしていただけで、それは詰まるところ「やらされている」ということ。
今日絵を描いたのは「誰かの絵をまねた」のではなく「自分の絵」を描いた結果でした。








アネゴ「じゃ もうウチはいらないか?」
海「いや、"アネゴ"は"アネゴ"で今までどおりHNとして居てもらいますよ」
アネゴ「うい」
海「今後ともよろしく」
アネゴ「"自分"に言うなよ、おまえ頭悪いだろ」
海「それ、俺の口々だよ」
アネゴ「…………」
海「しかたないじゃん! 鬱病だもの!」
アネゴ「やっぱ言う、おまえ頭わりぃーなぁーー」